【同じブーツ】なのに、【同じサイズ】なのに『サイズ感が違う』訳とは。
【同じブランド】の【同じモデル】の【同じサイズ】なのに、
『履く人によって色々なサイズ感』を抱くものです。
これは、なぜかというと、
靴のサイズは、【Length(縦の長さ)】という平面的な寸法の他に、
【Width(横幅・周囲)】という立体的な寸法があり、
そこに、「十人十色」といわれる『甲高』や『幅広』、
『偏平足』、『ハイアーチ』など様々な足の形が入るからです。
だから、同じサイズのブーツを履いても、小さく感じたり、大きく感じたりと、
人によってサイズ感が全然変わってくるんです。
●代表的な『シューズ&ブーツのサイズ表』と『足型一覧表』
また、上記の例と似てるけど、チョッと違うという例で、
【同じブランド】の【同じモデル】の【同じサイズ】なのに、
『サイズ感が違う』という現象がによくあります。
これは、足の形が人それぞれ違うから。という上記の<足の理由>だけではなく、
俗に言う「当たり&はずれ」とまで言わないですが、
【メイド・イン・USA】という、まさにハンド・メイド・ブーツならではの
『ブーツの出来具合・個体差の違い』という事も
ブーツのサイズ感を変化させる原因の一つになっている事があります。
この『個体差』というキーワードはなかなか難癖で、
「作った職人が違う人だから…」とか、「たまたま力が入っちゃった」
「元気な時とそうじゃないとき」、「革質が違うから・・・」など、
WESCOの職人が一人ひとり、その日その時ハンドメイドで手掛ける微妙な処理によって、
ブーツの完成具合が微妙に変わる事で、サイズにも変化がおこってしまうようです。
驚きのケースでいえば、同じブーツの同じサイズで注文したのに注文時期(ロット)が違えば、
【キツイ、入らない】なんてサイズ感に違いがでるハテナ(?)な状況も起こるようです。
個人的にいうと、私はBOSSを同じサイズで3足所有していますが、
『キツくて履けない〜。。』、、とまでは言いませんケド、
それぞれに、履き心地やサイズ感に特徴があるといえます。
(あと、悲しいステッチも一足あります 笑)
・・・という訳で、
結局のところ、『個体差』まで考慮しつつ、自分の足にピッタリあう快適なブーツを探す為には、
やはり、実際に自分の足で各ブランドのブーツを直に履いてみて確かめるのが確実といえそうです。
![]() |
|