『ブランノック・デバイス』では足の平面しか計測できません。
よく、こだわりの靴屋さんには『ブランノック・デバイス』という足の大きさや
幅を計測できる計器が置いてあったりします。
見た目どおり、『Length(縦の長さ)』や『Width(横幅・周囲)』、
『ボールジョイントの位置』など、【平面的な足のサイズ】が計れるのですが、
肝心の『甲の高さ』、『足の周囲』など立体的な計測が出来ないので、
ブラノック・デバイスでの計測で得たブーツサイズは、
あまり【現実的な数字】ではないというのが実情です。
★足のサイズっていうのは、調べれば調べるほど複雑なモノですよねぇ〜^^;
また、中にはイキナリ、自分の『肌足のサイズ』を計って、
そのままシューズやブーツのサイズに当てはめようとする方もいますが、
特にブーツの場合は、厚く硬いレザーで作られている事が多いので、
歩行時やしゃがんだ際に、ブーツの先端が屈曲したりする事を考えて、
『つま先』にある程度の余裕(スペース)が必要となってきます。
また、ヒールが高いブーツの場合は、
足の重心が若干、前方につんのめる傾向が強く、
足の指先が圧迫されやすいため、ブーツを履いた時に『捨て寸』として、
つま先に1センチ程度のスペースを意識して試着する事は必須です。
ですから、ブーツ先端のデザインによって変化するのは当然ですが、
最低でも、自分の足のサイズに『捨て寸』の分として、
1センチほどプラスした寸法以上が自分のブーツのサイズだと認識してもOKです。
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